<テーマ⑤>高配当・ヘッジ・インカム・レバレッジ派生型など―インカム(分配金)獲得、リスクヘッジ、レバレッジ追求―
配当重視のインカム狙いや金などのコモディティを用いたリスクヘッジ、先物取引を活用したレバレッジ追求など多様な運用目的や投資ニーズに応える派生型ファンド群も登場。
SMT グローバル高配当株50インデックス・オープン(年4回決算型)
運用会社:三井住友トラスト・アセットマネジメント
設定日:2026年8月6日
設定額:2億円
決算:年4回
基本戦略:日本を除く先進国株式のうち純利益の成長性や予想配当利回りなどをもとに絞り込まれた約50の銘柄で構成される「ブルームバーグ先進国(除く日本)高配当50インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指す。
主な投資対象領域:米国、フランス、イタリア、イギリスなどの高配当銘柄
たわらノーロード フォーカス アドバンスト・レバレッジX(NASDAQ100&ゴールド)
運用会社:アセットマネジメントOne
設定日:2026年8月7日
設定額:1億5,100万円
決算:年1回
基本戦略:NASDAQ100および金先物取引を活用しレバレッジ運用を行いつつ、先物の価格変動リスク(ボラティリティ)がおおむね一定となるよう投資量を調整。ボラティリティをコントロールすることでドローダウンの抑制を図りつつリターン向上を目指す。
主な投資対象領域:NASDAQ100先物、金先物
たわらノーロード フォーカス アドバンスト・レバレッジX(NASDAQ100)
運用会社:アセットマネジメントOne
設定日:2026年8月7日
設定額:8,400万円
決算:年1回
基本戦略: NASDAQ100先物を主要取引対象に、目標ボラティリティに応じて先物取引の買建額が純資産総額に対して300%を上限に組入比率を調整。
主な投資対象領域:NASDAQ100先物
SBI・ピクテ資源国通貨プレミアムファンド(年4回決算型)
運用会社:SBIアセットマネジメント
設定日:2026年8月6日
設定額:7,300万円
決算:年4回
基本戦略:「PGSF‐資源国ソブリン・ファンド」「フィジカル・ゴールド・ファンド」への投資を通じたファンド・オブ・ファンズ方式で運用。主に資源国のソブリン債券・準ソブリン債券および金の現物に分散投資、コモディティ上昇局面で恩恵を受けやすい資産への投資でインフレ耐性への期待を狙う。
主な投資対象領域:資源国(エネルギー資源、鉱物資源、食糧・食料資源等の資源を産出する国)のソブリン債券・準ソブリン債券等
グローバル・プロスペクティブ・ファンド(予想分配金提示型)
運用会社:アモーヴァ・アセットマネジメント
設定日:2026年8月21日
満期償還日:2036年11月20日
設定額:1,000万円
決算:毎月(年12回)
基本戦略:内外の株式に分散投資を行いつつ、毎月の基準価額の水準に応じてあらかじめ提示された分配金を支払うことを目指すインカム重視のファンド。イノベーションに着目した調査に強い米アーク社の助言をもとにアモーヴァAMの米国拠点が運用するルクセンブルグ籍円建外国投資法人「アモーヴァARKディスラプティブ・イノベーション・ファンド クラスA」を通じて国内外の破壊的イノベーションを起こし得る企業の株式へ投資。
主な投資対象:既存の技術やノウハウの価値を破壊し、全く新しい商品やサービスを生み出す破壊的イノベーションを起こし得る国内外の銘柄
ステート・ストリートDCゴールド・オープン(為替ヘッジあり)
運用会社:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
設定日:2026年8月17日
設定額:100万円
決算:年1回
基本戦略:「ゴールド・マザーファンド」を通じ、金現物に投資する「SPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラスト」を主要投資対象とするファミリーファンド方式で運用。LBMA金価格(円ヘッジベース)に連動する投資成果を目指す。
主な投資対象領域:ゴールド
※確定拠出年金(DC)専用
ステート・ストリートDCゴールド・オープン(為替ヘッジなし)
運用会社:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
設定日:2026年8月17日
設定額:100万円
決算:年1回
基本戦略:上記と同様のDC専用ファンド。為替ヘッジは行わない。
主な投資対象領域:ゴールド
※確定拠出年金(DC)専用
明確な投資テーマと差別化要素が投資家を引き付ける
2026年8月に設定された追加型新規ファンド全19本の傾向は「日本株の構造変化」「テクノロジー・AI」「強みを持つエンタメ」という3つのテーマで設定金額全体の約9割を占めた。
定番の海外株インデックスだけでなく、明確な投資テーマと差別化要素を持つ新たなファンドにも目を向け始めている投資家の様子が読み取れる。
