<テーマ②>AI・テクノロジー・独自選定型―AIによる高度なビッグデータ解析とアルゴリズム運用―

高度なAIモデルやルールベースの手法を活用して市場の歪み等を発見、優良銘柄を発掘・運用する領域のファンドも設定が相次いだ。

SBI‐Man AIインサイト日本株式ファンド

運用会社:SBIアセットマネジメント
設定日:2026年8月28日
設定額:36億3,900万円
決算:年1回

基本戦略:世界最大級の独立系上場資産運用会社マン・グループ(Man Group)のAIモデルを活用。人間の感情に左右されない5つの目 (千里眼) でビッグデータを分析、日本株をスコアリング。財務データだけでなくPOS(販売時点情報管理)データや位置情報、SNS投稿など多様なオルタナティブデータ解析を銘柄選定に役立てる。特定の銘柄やセクターへの極端な集中を回避、中長期で安定したリターンの獲得を目指す。「SBI-Man AIインサイト日本株式マザーファンド」への投資を通じたファミリーファンド方式で運用。

主な投資対象領域:国内上場約100〜200銘柄

iFreePlus 日経平均トレンドピック

運用会社:大和アセットマネジメント
設定日:2026年8月13日
償還日:2047年8月9日
設定額:3億円
決算:年1回

基本戦略:「株価モメンタム(株価上昇の勢い)」「市場感応度(値動きの大きさ)」「売買活況度(投資家の注目度)」の3点で銘柄のスコアを算出、組入銘柄を決定するルールベース運用。各グループの合計ウェイトを全体の3分の1ずつとし、各グループ内の10銘柄は均等ウェイトで保有。国内株式市場のトレンドを捉えた運用が特徴。「日経平均トレンドピックマザーファンド」を通じたファミリーファンド方式で運用。

主な投資対象領域:主なポートフォリオ組入銘柄と目標組入比率は以下のとおり(2026年8月14日公表)。イビデン10.0%、村田製作所10.0%、太陽誘電10.0%、三井金属6.7%、レゾナックホールディングス6.7%、NGK6.7%、SCREENホールディングス6.7%、SUMCO6.7%、ルネサスエレクトロニクス6.7%、キオクシアホールディングス6.7%、古河電気工業3.3%、ミネベアミツミ3.3%、東京エレクトロン3.3%、レーザーテック3.3%、ソフトバンクグループ3.3%、アドバンテスト3.3%、ローム3.3%

<テーマ③>特化型テーマ・エンタメ・IP関連―日本の独自の強みであるコンテンツ産業への集中投資―

グローバル市場で高い競争力を誇る日本のアニメ、ゲーム、キャラクターIP(知的財産)関連企業に絞り込み、世界的な需要拡大の波をダイレクトに捉える分野の新規設定ファンドも資金を集めた。

しんきん日本アニメ&ゲーム関連株式ファンド

運用会社:しんきんアセットマネジメント投信
設定日:2026年8月26日
設定額:13億1,500万円
決算:年1回

基本戦略:世界的な評価が高まるアニメ、マンガ、ゲーム、キャラクターIP(知的財産)を保有・展開する日本企業に集中的に投資。事業環境、業績動向、バリュエーション等を総合的に勘案して組入銘柄を選定。特化型運用を行なう。

主な投資対象領域:構成上位10銘柄の想定ポートフォリオと各銘柄の代表コンテンツは以下のとおり(2025年12月末時点)。ソニーグループ(スパイダーマン、鬼滅の刃、スヌーピー)、任天堂(スーパーマリオ、ゼルダの伝説)、オリエンタルランド(東京ディズニーリゾート)、コナミグループ(パワフルプロ野球、遊戯王、メタルギア)、ネクソン(メイプルストーリー、アラド戦記)、バンダイナムコHD(ONE PIECE、ドラゴンボール、アンパンマン)、カプコン(モンスターハンター、バイオハザード、ストリートファイター)、サンリオ(ハローキティ、マイメロディ、シナモロール)、東宝(SPY×FAMILY、ゴジラ、名探偵コナン)、TBSホールディングス(けいおん!、呪術廻戦、ハイキュー)