半導体は継続的なトレンドになるか?
一方で、購入前に知っておきたい留意点は次の通りだ。
・投資対象が半導体関連企業に集中しているため、半導体業界の景気や需給、業績などの影響を受けやすい
・株式市場全体に幅広く投資するファンドと比べ、値動きが大きくなる可能性がある
・原則として為替ヘッジを行わないため、円高になれば外貨建資産の円換算価値が減少する可能性がある
・資金流出入と実際の売買のタイミングのずれや売買コスト、信託報酬などにより、基準価額とSOX指数の動きが完全に一致するとは限らない
続いて商品のパフォーマンスを紹介する。騰落率は以下の通りだ。
・1年 112.22%
・3年 243.82%
(2026年8月末現在)
2023年3月の設定からまだ5年が経過していないため、5年、10年の騰落率は算出されていない。過去の好成績だけで判断せず、半導体株特有の大きな値動きも考慮する必要があるだろう。
ここまでの情報を踏まえ、投資の向き・不向きは以下の要素を参考にすると良いだろう。
<向いている人>
・半導体産業の中長期的な成長を資産運用に取り入れたい人
・ある程度大きな値動きを許容し、高いリターンを狙いたい人
・NISAの成長投資枠などを利用し、中長期で保有したい人
<向いていない人>
・幅広い業種や地域への分散投資を重視する人
・値動きの大きい資産への投資に不安を感じる人
・為替変動の影響をできるだけ避けたい人
今回は「ニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株)<購入・換金手数料なし>」の特徴をひも解いた。投資信託に万人にとっての正解はなく、その選定基準も人それぞれだ。本連載では今後も各商品を深掘りし、個人投資家が自分の大切な資産を託せる“推し”を見つけるヒントをお届けしていく。
執筆/フィナシー投資信託取材チーム
※記事内の数字は注記がない場合は2026年9月9日現在(出所:ニッセイアセットマネジメント公式サイト、Nasdaq、騰落率は資産運用業協会データ)
