次元が違う!? 「日経半導体株」の上昇力
そして、「日経平均株価」を押し上げている原動力といえる国内半導体株にフォーカスした「eMAXIS 日経半導体株インデックス」(三菱UFJアセット)は、6月の月間リターンが24.06%と圧倒的なパフォーマンスとなり、6月末時点で過去6カ月のリターンが147.46%、過去1年では238.27%という異次元の収益率になっている。この半導体株人気は、グローバルな半導体株インデックスである「ニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株)<購入・換金手数料なし>」(ニッセイセットマネジメント)(6月のランキングは第12位)も6月の月間リターンが8.85%と堅調だった。
半導体株は、いわゆる「AIブーム」によってAI開発・普及のためのデータセンター需要の急拡大によって爆発的な増加が続いている。半導体業界には「シリコンサイクル」といわれる需要の端境期があって、これまでは約5年周期で収益の低迷期を迎えてきた。その5年目の節目が2027年にあたるという指摘もある。今回のブームがサイクルの波を越える大規模、かつ、強力な動きであるのかどうか、これから年後半に向けて世界の投資家が緊張感をもって見守っているところだ。
執筆/ライター・記者 徳永 浩
