米国大型株投資のメリットと留意点は?
一方で、購入前に知っておきたい留意点は次の通りだ。
・組入銘柄をおよそ10銘柄程度に絞る運用のため、株式市場全体の値動きとファンドの基準価額の値動きが異なる場合がある。
・集中投資のため、分散投資をしているファンドに比べ、価格変動が大きくなる。
・2025年11月設定と運用開始から1年に満たないため、トラックレコードはまだ蓄積されていない。
・指数の機械的な入替ルールにより、現在の上位銘柄(情報技術が約3割)が今後、入れ替わる可能性がある。
・国・地域別組入比率はアメリカが100%(為替ヘッジなし)で、米国の金利政策や米国市場の影響をダイレクトに受ける。
ここまでの情報を踏まえ、投資の向き・不向きは以下の要素を参考にすると良いだろう。
<向いている人>
・米国の時価総額上位10銘柄という集中投資をリターンの源泉と考え、価格変動の大きさを許容できる人
・低コストで銘柄集中型ファンドに投資したい人
・ハイテク株以外の米国グロース株にも積極的に投資していきたい人
・米国という単一国・単一通貨への集中投資に抵抗がない人
<向いていない人>
・米国グロース株の中でも「AI・半導体」などのテック銘柄に集中して投資したい人
・10銘柄程度への集中投資による下落局面での値動きの大きさを許容しにくい人
・1年以上の実績データが出そろっていない段階での投資に慎重でありたい人
・為替リスクを取りたくない人
今回は「ニッセイ・S米国グロース株式メガ10インデックスファンド<購入・換金手数料なし>」の特徴をひも解いた。投資信託に万人にとっての正解はなく、その選定基準も人それぞれだ。本連載では今後も各商品を深掘りし、個人投資家が自分の大切な資産を託せる“推し”を見つけるヒントをお届けしていく。
執筆/フィナシー投資信託取材チーム
※記事内の数字は注記がない場合は7月5日現在(出所:ニッセイアセットマネジメント公式サイト)
