将来の豊かな生活に向けて、資産形成への関心がかつてないほど高まっています。一方で、資産形成に既に取り組んでいる層とまだ取り組んでいない層との間で、将来的な資産状況に差が生じかねないという課題も見えてきています。1万人規模のアンケートから「投資を始めた人」と「踏み切れない人」の境界線を紐解き、資産形成と向き合うための視座をお届けします。
※本稿は、大和アセットマネジメント 資産運用普及センターが2026年3月に発行した「資産形成白書2026」から〔第1章|アンケート調査から読み解く「投資家への壁」 第1節 「投資家への壁」はどこにあるのか〕を転載・再編集したものです。
第1章|アンケート調査から読み解く「投資家への壁」
第1節 「投資家への壁」はどこにあるのか
日本の個人投資家割合
2025年4月に公表された「人口推計(2024年10月1日現在)」によると日本の総人口は1億2,380万人で、そのうちNISA対象年齢である18歳以上の人口は1億673万人であった。3年ごとに公表される日本証券業協会の「証券投資に関する全国調査(2024年)」によると投資している人の割合※1は24.1%となっている。2024年1月に開始した新NISAを契機として投資家割合は増加したとみられるが、未だ投資していない人が75.9%も存在するのが日本の現状である。
※1.調査対象者7,000名のうち、有価証券(株式、投資信託、公社債のいずれか)を保有する者の割合
日本の投資家・未投資家人口の概算(2024年)
*NISA口座数は、2024年12月時点

