「大きく減らして後悔したくない」と即決を避けた慎重な一手

私自身、2年前からNISA(少額投資非課税制度)の積み立てを利用しているので、担当者の言っていることの意味はよく分かりました。個人向け国債の利回りは金利の上昇を受けて上がってきてはいますが、それでも1%台。5年で40%(年平均8%)とは比べものになりません。

さらに、保障商品は生協の配達員の人から勧められたCO・OP共済にしか加入していなかったので、死亡保障が付くというのも魅力でした。

ただ、正直、保険にはあまり詳しくないこともあって、変額個人年金保険への預け替えでいいのか即決するのは不安があり、担当者には「もう少し検討させてください」と言って資料だけ持ち帰りました。

両親や祖父母からもらった大事なお金ですから、大きく減らして後悔するようなことはしたくありません。そこで、専門家の意見も聞いてみたいとSNSを検索し探し出したのが、「保険を売らない中立の保険相談」をモットーとするファイナンシャル・プランナー(FP)の片桐さんでした。

●変額個人年金保険? それとも別の道? 後編【「満期を迎える国債200万円」預け替え先に変額個人年金保険はありorなし? 36歳女性が下した決断は…】では、片桐さんのアドバイスを受けた木下さんが、大切な200万円の行方をどう決めたのかをお伝えします。

※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。