今後の注目ポイント

以上を踏まえた当面の注目材料です。来週はFOMCを控えてますが、12月のFOMCでは事実上の利下げスキップが宣言されており、政策金利は据え置きでしょう。また、経済や政策金利見通しの発表もありません。パウエル議長の記者会見でのトーンによほどの変化がみられない限り、無風で通過すると考えられます。

また、引き続きFRBの議長人事に注目ですが、足元の米国の景況感に照らせば、仮にハト派が指名されたからと言って利下げの織り込みが進展するわけでもないでしょう。

加えて、先週同様に日本では総選挙前の世論調査に注目です。自民党の優勢が伝えられれば、これまでの株高、円安、長期金利上昇基調が継続すると考えられます。一方、野党の健闘が報じられた場合、先週の動画ではこれまでの動きの反動に注意が必要であると説明しました。

ただ、これまでに出揃いつつある各党の公約を見る限り、野党側の方が消費税を撤廃するなどかえって財政拡張へ進む可能性があります。このため野党の優勢が報じられた場合に一段と長期金利の上昇と円安が加速する可能性にも注意が必要です。

 

※本動画収録後、レートチェックが行われ、ドル円相場は155円台まで急落しました。その点に関する解説動画とレポート(第66回➁「レートチェックとは何か?」)も合わせてご覧ください。

 
 
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