米国経済の振り返り
米経済とドルについて概観します。今週はアメリカのGDP改定値が発表されましたが、依然として足もとでも米経済は底堅さを維持しています。ダラス地区連銀が公表している全米のGDP成長率の推計値、Weekly Economic Indexは1月22日時点で前年比2.3%成長を示しています。大幅な利下げが必要とされる状況ではありません(12ページ)。
実際、市場は年内の利下げを約1.8回程度としか見ていません。今週はドル安気味でしたが、利下げの織り込みが剥落するにつれてドルが持ち直していく可能性も十分でしょう(13ページ)。
著者情報
内田稔
うちだみのり
高千穂大学 教授/FDAlco 外国為替アナリスト
1993年慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、東京銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。マーケット業務を歴任し、2007年より外国為替のリサーチを担当。2011年4月からチーフアナリストとしてハウスビューの策定を統括。J-Money誌(旧ユーロマネー誌日本語版)の東京外国為替市場調査では、2013年より9年連続アナリスト個人ランキング部門第1位。2022年4月より高千穂大学に転じ、国際金融論や専門ゼミを担当。また、株式会社FDAlcoの為替アナリストとして為替市場の調査や分析といった実務を継続する傍らロイターコラム「外国為替フォーラム」、テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」、News Picks等でも情報発信中。そのほか公益財団法人国際通貨研究所客員研究員、証券アナリストジャーナル編集委員会委員も兼任。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカルアナリスト協会認定アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本金融学会会員、日本ファイナンス学会会員、経済学修士(京都産業大学)
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