4200億円の大型受注で株価反発
富士フイルムホールディングスの株価が反発しています。同社は2025年4月、米リジェネロンからバイオ医薬品製造を30億ドル超(1ドル=140円で4200億円超)で受注したと公表しました。期待感から株価は一時13.2%高と急騰します。
さらに、25年8月に今期(26年3月期)の第1四半期決算を公表したところ、株価は再び反発しました。大幅な営業増益(前年同期比21.1%増)だったことが好感された模様です。中長期でも買われており、直近5年では2.1倍に値上がりしています。
【富士フイルムホールディングスの株価チャート(過去5年間)】
・株価:3532円(25年8月28日終値)
富士フイルムホールディングスは23年7月に誕生した株価指数「JPXプライム150指数」の算出以来、現在までPBR(株価純資産倍率)基準で選ばれ続けています。PBRが高いということは、投資家の評価が高いことの現れです。
なぜ富士フイルムホールディングスは投資家から支持されているのでしょうか。