国内株は小売り・外食銘柄が大幅プラス

つみたて投資枠は活用していないという亜鉛りんごさんの新NISA1年目の運用詳細は次のとおりです。

・新NISA【成長投資枠】の運用商品&損益

セブン&アイ・ホールディングス【3382】 30%のプラス
SBIホールディングス 0.5%のマイナス
日産証券グループ 0.5%のプラス
宝ホールディングス 10%のプラス
サイゼリヤ 20%のプラス
(※一部売却した銘柄あり)

成長投資枠の好調要因は国内株式の小売り・外食銘柄だったようです。売買による入れ替えを経て、1年目の保有銘柄は小売り・外食のほかに金融もメインとなっています。

「もちろん全ての銘柄で得をしたわけでなく、含み損もありますが、自分の手で株の売買をすることにしたのは大英断だったと1年を振り返って今、感じています」(亜鉛りんごさん、以下同)。

一方で新NISA投資1年目ならではの失敗談も。「配当の少ない銘柄も成長投資枠で買ってしまっていたので、今年は配当利回りの良い銘柄を中心に買っていきたいですね」。利益に税金がかからない新NISA投資のメリットを有効活用していくという、今後への学びにしっかりとつなげているようです。

また、売り時が分からず利益確定が遅れ、儲けが少なくなってしまうこともままあったそうで、「悔しさを糧に売り時の見極めができるようにより経験を積み、学んでいきたい」と意気込む様子からは頼もしさがうかがえます。