【女性30代】成長投資枠の購入額1位は「10万円未満」

女性30代「成長投資枠」の購入額は「10万円未満」が1位で26.6%と約4分の1を占めた。

出所:日本証券業協会「新NISA開始1年後の利用動向に関する調査結果(速報版)」
 

女性30代「成長投資枠」購入金額ランキング

1位 10万円未満 26.6%
2位 20万円~50万円未満 17.4%
3位 50万円~100万円未満 15.7%
4位 10万円~20万円未満 15.0%
5位 240万円 12.3%
6位 100万円~150万円未満 9.2%
7位 150万円~200万円未満 2.0%
8位 200万円~240万円未満 1.7%
(n=293)

2位は「20万円~50万円未満」で17.4%となっている。1位と2位を合計すると44%となることから少額からの投資層が多いことが特徴的だ。

以降、3位は「50万円~100万円未満」15.7%、4位「10万円~20万円未満」15.0%と比較的、少額傾向にあることから余剰資金を活用しているであろうことが推察される。

一方、5位は「240万円」12.3%と一部では高額投資も見られる。なお平均購入金額は69.8万円だった(女性全年代1873人の平均は91.2万円)。

30代の成長投資枠の活用法

30代の成長投資枠の活用法は、個人の投資スタンスやライフスタイルなどによって異なる。例えば、家族中心の生活を送る場合、教育資金や将来の住宅購入に向けて個別株や高配当投資信託など、成長投資枠ならではの幅広い商品を選択肢に入れることも一案だろう。

一方、リスクを取りつつリターンを積極化したい場合は、個別株やテーマ型投資信託などでの成長分野への集中投資も検討に値するだろう。いずれも、目的に応じて自分の価値観や目標に合った使い方を選ぶことがポイントとなる。

調査概要:「新NISA開始1年後の利用動向に関する調査結果(速報版)」 調査主体:日本証券業協会 調査対象:2024年に新NISAで金融商品を購入した7610人 調査時期:2025年1月 調査方法:インターネット調査