S&P500が2日間で10%超の急落…!

米国株が急落しました。

原因は言うまでもなくトランプ大統領の関税政策です。その是非はともかく、この急落に私たちはどう対処すれば良いのかを考えてみましょう。

4月2日のS&P500は、終値で5670.97ポイントでした。それがトランプ関税公表後、急落に転じ、4月4日時点の終値では5074.08ポイントになりました。この2日間で10.52%の下落です。ちなみに、直近の高値は2月19日の6144.15ポイントですから、この高値から見ると、下落率は17.42%になります。

恐らく、気になるのは三菱UFJアセットマネジメントが設定・運用するeMAXIS Slimシリーズを保有している方だと思います。特に「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を保有している方は、この急落で気が気ではないかも知れません。

事実から見ていきましょう。この間、両ファンドの基準価額がどの程度下落したのでしょうか。

まず、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の基準価額は、直近高値が1月24日の3万4638円で、4月4日が2万8603円ですから17.42%のマイナスです。

また、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の直近高値は1月24日の2万8060円で、4月4日が2万4293円ですから、13.42%のマイナスでした。

では、この下落によってどの程度、評価損が生じているでしょうか。NISAの制度見直しが行われた、2024年1月から毎月積立投資をしていることを前提に、4月4日時点でどの程度の損失が生じたのかを見てみましょう。ちなみに買付は毎月、月初という前提で、積立金額は毎月1万円とします。

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の場合、積み立てた総額は2025年4月までで16万円です。急落が生じる直前、4月2日時点の基準価額は3万632円で、この時点での評価額は16万4632円でしたから、4632円の利益が生じていました。しかし、4月2日の評価額は、2日連続の下落を受けて、15万3727円まで目減りしています。積立総額である16万円から見ると、評価損は6273円の評価損が生じてしまいました。