「預金、給与、年金」から新NISAへ投資

「新NISA開始1年後の利用動向に関する調査結果(速報版)」(日本証券業協会)では、新NISAを利用している7610人に「新NISAの購入資金源」について聞いている。

その結果、新NISAの購入資金源は「預金・給与所得・年金」が74.9%とトップ回答となった。

新NISAにおける購入資金

※複数回答可

出所:日本証券業協会「新NISA開始1年後の利用動向に関する調査結果(速報版)」
 

新NISAにおける購入資金源ランキング 

1位 「預金・給与所得・年金」 74.9%
2位 「配当金・利息から得た資金」 18.3%
3位 「旧NISAの保有銘柄の売却資金」 12.8%

続いて2位は「配当金・利息から得た資金」18.3%。これは投資による収益が新たな投資に回されているということであり、資産の循環が見られるといえそうだ。

以下、3位「旧NISAの保有銘柄の売却資金」12.8%、4位「課税口座(NISA以外)の保有銘柄の売却資金」11.2%と続くことから、今までの投資による売却代金を新NISAに投じている姿が浮かび上がる。ほかにも、「相続による資金」6.0%や「退職金」5.3%といった一時的な収入も、新NISA投資の資金源に活用されている。

これらの結果から、新NISAが既存の金融資産の単なる移動にとどまることなく、新たな資金の流入を促しているといえそうだ。特に、給与や年金といった定期的な収入からの投資が多いことは長期的な資産形成への意識の高まりを表している。