入社式を待たずに、すでに2025年度の新卒社員から「モームリ」に退職代行の依頼が届いています。
現時点で12人の退職がすでに決まりました。多くの会社で4月1日に入社式は予定されています。その前日の3月31日は月曜日。通常の連休明けでも、退職代行の利用者は急増します。それが入社式前日の月曜日となれば、なおさらでしょう。さらに退職代行の認知度の広がりを加味すれば、今年は例年以上に新卒が駆け込みで依頼してくると予想しています。
昨年は、1年以内に「モームリ」を使って退職した新卒者が約2000人でした。入社式直後に10人から依頼があり、4月だけで254人が利用しました。長期休暇明けの5月はさらに増えますが、6月を過ぎると落ち着いてきます。新卒の離職を防ぐには、最初の3か月がカギを握ります。
この時期に圧倒的に多い新卒の退職理由は「ギャップ」になります。ギャップと聞けば、軽い印象を受けるかもしれませんが、新卒からすれば会社から「裏切られた!」という気持ちになります。