前月比で消費意欲は大幅増 ただし同月比では過去5年間で最低を更新
今回参考にしたのは株式会社博報堂のシンクタンクである博報堂生活総研による、3大都市圏の20~69歳の男女1500人を対象にした調査だ。「消費意欲※が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(3月)の消費意欲は何点くらいですか?」と質問し、その平均を「消費意欲指数」として算出している。
※モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求
調査によれば、3月の消費意欲指数は44.0点。2月と比べてプラス3.1ポイント上昇した。例年3月は新年度や新生活に向けた準備などで消費意欲が高まりやすいそうで、今回もそれを裏付ける結果に。しかし昨年3月と比べた場合はマイナス2.5ポイントと低下。過去5年の同月最低値を更新した。特に20代と30代でマイナス幅が顕著だった。
