ポジティブ組は「長期分散投資を実践」

保有期間や銘柄数でも2グループでギャップがありそうだ。調査では、銘柄の投資期間が1年未満を「短期投資」、1年超を「長期投資」として回答を集計。結果、ポジティブ組の83.3%は長期投資で、ネガティブ組(62.9%)より20%以上高かった。

出所:Global X Japan 「30~40代ビジネスマンの投資実態調査」

また銘柄数でも、ポジティブ組の72.7%は分散投資しているが、ネガティブ組は59.4%にとどまっている。

新NISAやiDeCoでも長期分散投資が推奨されているが、ポジティブ組はそれを実践している人が多く、このことが投資に関する自己評価の高さにもつながっているのかもしれない。

出所:Global X Japan 「30~40代ビジネスマンの投資実態調査」

長期分散投資なら毎日多くの時間を費やす必要はない

投資で成果を出すには毎日多くの時間を費やしたほうがいいのか。調査によれば、投資のために平均で1日1時間以上費やしている人の割合では、ポジティブ組は23.5%とネガティブ組(8.6%)を上回った。

ただしポジティブ組でも多数派というわけではなく、76.5%は1日1時間未満。長期分散投資が基本であることから、普段は投資以外のことに時間を使っている人が多いようだ。

出所:Global X Japan 「30~40代ビジネスマンの投資実態調査」

調査概要 調査名:30~40代ビジネスマンの投資実態調査 調査主体:Global X Japan株式会社 調査期間:2025年2月10日~2025年2月11日 調査対象:全国30代~40代の投資経験があるビジネスマン(地域:全国/性別:男女)、有効回答:329人