毎月の小遣い額に満足している人は?
夫婦で収入と支出を合算して家計管理を行い、それぞれに小遣いを渡す「小遣い制」を採用している家庭もあるだろう。小遣い額の決定権は夫婦のどちらが強いのか気になるところだ。調査によれば、「どちらも同じくらい」が41.5%と最多。「妻のほうが強い」が35.8%、「夫のほうが強い」が22.7%だった。
小遣い額は平均3万6087円で、昨年の3万831円から5256円増加している。男女・年齢別で増加幅が大きいのは、「男性40代」の2万2065円、「女性20代」の1万5598円だった。
上記の金額を高いと見るか、安いと見るか。今の小遣い額にみなさん満足していればいいのだがどうだろうか。
調査によれば「満足している」が46.0%と最多。「どちらともいえない」が28.7%、「満足していない」が25.3%だった。男女・年齢別で満足度が高いのは、「30代男性」の54%、「60代以上女性」の56.0%だった。各年齢とも昨年に比べて全般的に満足度は上昇傾向にあるが、特に「30代男性」は11.0%増と顕著だ。
へそくり額の平均は?
夫婦で合算して家計を管理する一方で、パートナーに内緒で「へそくり」をためている人もいるかもしれない。調査でもへそくりについて質問しており、48.7%の人が「へそくりがある」と回答。
へそくり額の平均は302万円で、昨年から69万円も増加。先述の預貯金残高同様、物価高騰による貯蓄志向の高まりを示唆する結果となった。男女別では、女性が平均365万円と、男性の236万円より高かった。