公募投信で最大の純資産残高の理由

過去5年間の年率トータルリターンを「eMAXIS Slim」シリーズの主要インデックスファンドでみると、米国「S&P500」が22.02%に対し、「全世界株式(オール・カントリー)」は18.40%、「先進国株式」は19.90%、「国内株式(日経平均)」は14.70%、「新興国株式」は9.82%だ。「S&P500」は群を抜いて高いパフォーマンスを残している。このパフォーマンスの高さこそ、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の純資産残高を5兆円以上に拡大し、公募株式投信の中で最大の残高に押し上げた大きな力になっている。

5年前に「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に100万円投資していたら、今現在は約270万円になっている。また、5年間毎月1万円ずつを積み立て投資していた場合。5年間で積立投資した元本は60万円だが、その評価額は110.7万円になっている。

結果:5年前に100万円を「S&P500」に投資していたら、
         約170万円の利益! 

執筆/ライター・記者 徳永 浩