投資戦略:米景気には不確実性残る 株/債券を内外合わせて中立に
資産配分:向こう3-6ヵ月は米景気後退懸念が意識され易い状態が続くと考えられることから、株式・債券とも内外合わせて中立とする資産配分戦略が適切と考えます。
景気見通しの不確実性に加え、7月央以降のマーケット変動により投資家のリスク許容度が低下している点に留意。また、米国は9月から利下げ局面に移行すると見られるものの、マーケットが期待するような積極的な利下げが実現する可能性は低いと考えられ、当面、マーケットの変動率は高止まりすると予想されます。
地域別では、7月末から8月初にかけて大幅に株価調整した日本株を「ややオーバーウェイト」とする一方、バリュエーション調整の余地が残る米国株を「ややアンダーウェイト」とする戦略が妥当と 考えます 。
―主要資産クラス推奨ウェイト 主なポイント―
債券:国内債券は 、円相場の反転と海外景気の下振れ懸念で日銀の年内追加利上げの可能性が後退したとの判断から「アンダーウェイト」から「 ややアンダーウェイト」 に引き上げ。先進国債券は、価格上昇余地が残る米欧ともに「ややオーバーウェイト」とします 。
リート:国内外の金利上昇圧力が後退するなか、株式資産対比で割安感が残る内外リート資産のウェイトを引き上げます 。
※上記は相対的な投資魅力を反映したもので、マーケットの方向性を示すものではありません。
【出所】各種データに基づいて、りそなアセットマネジメント作成
■関連リンク Resona Investment Outlook (resona-am.co.jp)
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