・「パートナーはロボット」トラック運転手の過酷な実態…現れた救世主

ロボティクス大手のアイロボットは、2004年に「ルンバ」を、2014年に「ブラーバ」を日本で発売しました。自動で部屋を清潔に保ってくれるロボット掃除機は忙しい現代人に受け入れられ、その国内累計販売台数は2022年に500万台を突破しました。アイロボットジャパンによると国内の世帯普及率は8.3%と、約12世帯に1台が稼働しているようです(2022年、アイロボットジャパン調べ)。

【国内出荷台数の推移】
・2004年4月:ルンバの国内販売開始
・2013年10月:100万台突破
・2014年7月:ブラーバの国内販売開始
・2016年11月:200万台突破(ルンバ単体)
・2018年9月:300万台突破(ルンバ+ブラーバ)
・2020年12月:400万台突破(ルンバ+ブラーバ)
・2022年6月:500万台突破(ルンバ+ブラーバ)

出所:アイロボットジャパン プレスリリース

6月8日は、「ル(6)ン(0)バ(8)」の語呂合わせから「ルンバの日」とされています。これにちなみ、今日はロボット掃除機に光を当ててみましょう。

ルンバの価値は時給1000円以上?

国内で大きなシェアを持つルンバは、そのユーザー満足度の高さが人気の秘密かもしれません。

アイロボットジャパンがユーザーを対象に調査したところ、平均して954円の時給を支払ってもよいと答え、3人に1人は時給1000円以上でもよいと回答しました(アイロボットジャパン調べ)。これは主要な都市における最低時給に匹敵する水準です。愛用者は、ルンバに人を雇うことと同等の価値を感じているのかもしれません。

【ユーザーが回答したルンバに支払ってもよいとする時給】

アイロボットジャパン プレスリリースより著者作成

【主な都道府県の最低時給(2022年度)】
・東京都:1072円
・神奈川県:1071円
・大阪府:1023円
・愛知県:986円
・福岡県:900円
参考)全国加重平均:961円

出所:厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧