2月の純資産残高1位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」(1兆8163.34億円)
外国株式型ファンドの2月純資産残高1位は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」であった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。2023年1月末まで「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が19ヵ月連続で首位を守っていたが、2月は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が首位になった。1997年10月以来、およそ25年ぶりにインデックスファンドが純資産残高トップになったことで話題になっている。高水準の資金流入が続いているので、3月以降も同ファンドが純資産残高1位の座をキープする可能性は高いだろう。
■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
基準価額 1万9213円
信託報酬 0.0968%(年率・税込)
純資産残高 1兆8163.34億円
<騰落率>
1カ月 3.7%
3カ月 -0.9%
6カ月 -1.1%
1年 8.6%
※2月末時点
執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
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