2月の資金流入額1位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」(468.13億円)

 

外国株式型ファンドの2月の資金流入額1位は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」であった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。2月は3.7%のプラスリターンとなり、2月末時点における1年騰落率も8.6%と好調であった。また、4月25日から信託報酬を0.0968%から0.9372%に引き下げることを発表しており、今後も高水準の資金流入が続く可能性は高いであろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
基準価額 1万9213円
信託報酬 0.0968%(年率・税込)
純資産残高 1兆8163.34億円

<騰落率>
1カ月  3.7%
3カ月 -0.9%
6カ月 -1.1%
1年      8.6%

※2月末時点

2月のリターン1位は「FANG+ インデックス・オープン」(10.52%)

外国株式型ファンドの2月リターン1位は、「FANG+ インデックス・オープン」であった。同ファンドは米国の株式に投資し、NYSE FANG+指数(円ベース)の動きに連動した投資成果をめざす。NYSE FANG+指数は、Facebook(Meta Platforms)、Amazon.com、Netflix、Google(Alphabet)を含む主要なテクノロジー企業の株価指数である。これらの企業は、私たちの生活に大きな影響を与えており、人気が高い。2月は10.5%と高いリターンであったが、今後も高いリターンを継続できるかどうかに注目している。

■FANG+ インデックス・オープン
基準価額 2万6051円
信託報酬 0.7975%(年率・税込)
純資産残高 154億円

<騰落率>
1カ月 10.5%
3カ月 17.7%
6カ月  2.4%
1年     2.2%

※2月末時点