1ヵ月徹底的に「買わない生活」「安いものを買う」チャレンジ
削り方がわからない人は、一度徹底的に節約をしてみることをおすすめします。「実は買わなくても困らないもの」も意識して止めてみましょう。1ヵ月ほどの間、とにかく「買わない選択」「安いものを買う選択」を続けてみます。
「買わなくたって困らない」「この安い商品、案外おいしい」というような気づきを手に入れることは、節約術の大事な一歩です。
私も20代後半に、節約できない自分を変えてみようと、徹底的に「買わない生活」もなるべくをしたことがあります。新作ゲームは初日に買わず、アニメも雑誌も買わず、マンガもなるべく買わず……といった感じで暮らしてみました。
一度自分のやり方を変えてみると「買わなくちゃいけないと思っていたのは、何かの強迫観念だった」というようなことに気づかされました。数カ月して、「これはやっぱり欲しいものだから予算を割き続ける」「これはもう無理して買わなくてもいい」というような線引きができ、自分なりの節約スタイルが構築できたと思っています。
あなたもぜひ、1カ月の徹底「買わない生活」や節約期間を設けてみてください。
●第3回(「投資は値下がりが怖い」は正しい? 日常の様々な“損”と比較しながら検証)では、4マス図を用いた投資関連の「お金とココロの問題」との向き合い方を解説します。
『お金の悩みは4マスで考える』
山崎俊輔 著
発行所 ディスカヴァー・トゥエンティワン
定価 1650円(税込み)