ヘッジファンドの帝王のセレブ生活やファッションにも注目!
ドラマ「ビリオンズ」

アメリカの人気テレビ局「ショウタイム」で放送され、日本ではNetflixで配信されている注目のドラマシリーズ。金融界の大物と検察との激しいバトルを描く。

庶民派で大衆にも人気の高いヘッジファンドの帝王、アックスことボビー・アクセロット。しかし、連邦検事チャック・ローズは、アックスにインサイダー取引の疑いをかける。抜け目ないアックスは反撃を開始するが…。

“儲けるためならなんでもする”ヘッジファンドの貪欲さと、一方で下積み時代の恩も忘れない庶民の顔をもつアックス。つかみきれないキャラクターが、逆にリアルだ。さらに、連邦検事のローズの妻は、アックスの会社のカウンセラーを務めるなど、人間関係も複雑に入り組んでいる。ビジネスや法律の駆け引きだけでなく、アックスの豪邸を始めとするアメリカのセレブの生活を垣間見られるのも楽しい。本国ではシーズン6が放映中の人気シリーズ。

配信:Netflix

 

90年代ウォール街の熱狂をレオナルド・ディカプリオが再現!
映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013)

ジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』(早川書房)を原作に、株式ブローカーの破天荒な半生を描く。監督はマーティン・スコセッシ。

会計士の家に生まれたジョーダンは株式仲買人の資格を取った途端、ブラックマンデーに遭遇し失業。そこで、店頭株を扱う小さな会社に就職し、そこからメキメキと頭角を現していく。「ペニー株」と呼ばれるクズ株を客に売りつけて大金を稼いだジョーダンは、独立しウォール街にオフィスを構える。豪華クルーザーに美しい妻、専用ヘリ、未公開株で獲得した膨大な富…すべてを手に入れたかに見えたジョーダンだったが、その極端な手法は、連邦捜査局の疑惑を呼ぶ。

映画ではジョーダンのオフィスでの派手なパーティなど、破天荒エピソードが綴られるが、実は驚くことにほぼ実話だそう。かなりインモラルなシーンも多いが、90年代の好景気に浮かれるウォール街の雰囲気を懐かしく味わうことができる。

配信:Amazon Prime Video、Hulu、Netflix、U-NEXT