11月のダウ平均株価

ダウは米国主要業種を代表する30銘柄で構成された指数です。

組み入れ銘柄のなかではボーイングとホーム・デポの株価が大きく上昇しています。特にボーイングは直近の四半期決算が市場予想を下回ったものの、フリーキャッシュフローは29億ドルの黒字と予想を上回ったことと民間機と軍用機の受注が増加しており、後の見通しが明るいことが株高の要因となりました。またホーム・デポはオンラインの売上増加が株高の要因となりました。

・ダウ平均株価  34589.77ドル(11月30日時点)

11月のS&P500

S&P500は上場する企業の中で代表的な500社を組み入れて構成された株価指数です。米国経済の現在地を最も正確に表した数字といえるでしょう。

組み入れ銘柄のなかではバークシャー・ハサウェイが上昇しています。その要因となったのがエネルギー需要の増大とFRBの利上げ政策により、保険投資の収入が増えたことです。インフレ局面においても事業の力強さを結果で示したことがプラス材料となっています。

・S&P500 4080.11ポイント(11月30日時点)

11月のナスダック

ナスダックは主にハイテクセクターやネット企業の動向を知る重要な指標です。GAFAMを中心に米国経済を牽引するテクノロジー企業が組み入れられています。

近年株価をリードしてきたGAFAMなどのビックテックが不調であるのに対して、直近の四半期決算が好決算だったスターバックスやバイオテクノロジー大手バイオジュンの株価が大きく上昇しています。

・ナスダック 11468.00ポイント(11月30日時点)

11月開催のFOMC議事録のポイント

先述の通り、FOMCのメンバーの大半が「利上げ減速」に前向きであることが明らかとなりました。これは重要なポイントです。次回FOMCが12月13~14日に開催されますが、これまで政策金利(FF金利)を4会合連続で、0.75%上げてきたのを、このタイミングで上げ幅を0.50%に減速させるかどうか、大きな山場となる可能性は高いでしょう。