「資産形成」をはじめる前に、お金の基本を学ぶ本

冒頭で説明した、金融庁の「最低限身に付けるべき金融リテラシー」、4つの柱のうちの1つ、「資産形成」というテーマは「金融共通分野」と「資産形成商品」の2つに分かれます。まずは前者、「金融共通分野」とは何か? 金融庁の資料によれば、「お金や金融・経済の機能・役割を把握するとともに、預金、株式、保険など基本的な金融商品の内容を理解する」、ざっくり言えば、お金の基本のことですね。これを学ぶためのお薦め本を紹介しましょう。

「知っておきたいホントに大事なお金の話」
佐伯良隆 著・高橋書店

この本の特徴は、冒頭の「はじめに」の一言、「自分で考え判断するために不可欠な『知恵』や『ものの見方』をまじめに説いています」ということ。特に、お金の世界を支配する、たった1つの厳しい掟として、「リスクとリターンの法則」を丁寧に何度もわかりやすく紹介しているところが秀逸です。私自身、何度も読み返しています(笑)。