フラッグシップ「クラウン」を大幅モデルチェンジ

先日、トヨタ自動車の主力車種「クラウン」の新デザインが発表されました。「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4タイプが初めて公開され、大幅なデザイン変更に驚いた人も多いかもしれません。

例えば「クロスオーバー」はSUVの要素を取り込み、先代よりも車体が一回り大きくなりました。車高も高くなり、従来のセダン然としたクラウンのイメージを一変させています。

※単位:ミリメートル

出所:トヨタ クラウン公式カタログ

近年、セダンタイプの自動車は売れ行きが芳しくありません。トヨタ自動車はセダンタイプの「マークX」を2019年12月に、「プレミオ」と「アリオン」を2021年4月に販売終了しました。

反対にSUVが人気を集めており、メーカー各社はSUVのラインアップを厚くしています。クラウンもデザインにSUVの要素を盛り込むことで生き残りを図っているのかもしれません。