新NISAの「つみたて投資枠」でおすすめの投資信託は?    

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(三菱UFJアセットマネジメント)

幅広い世界の株式、約2800銘柄に時価総額(企業の大きさ)の割合で分散して投資できる低コストのインデックスファンドです。米国MSCI社が算出しているMSCI ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)と呼ばれる、先進国23カ国、新興国24カ国の株式を対象としたインデックス(指数)に連動する投資成果をめざして運用されるものです。

本ファンド1本のみを保有しておけば、特定の国の経済に依存するリスクを抑えつつ、世界経済全体の恩恵を受け続けることが可能になります。

インデックスファンドの場合、純資産総額が大きいほど規模の経済が働くため、運用上は優位になりますが、本ファンドはMSCI ACWIに連動する国内投資信託の中では純資産総額がダントツの1位です。

また、信託報酬はすでに0.05775%(税込)と最低水準ですが(2024年5月時点)、eMAXIS Slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続ける」方針を掲げ、これまでも信託報酬を引き下げ続けてきた実績があり、将来的にも安心して保有を継続できます。

世代を問わず、これから資産形成を始める人から、資産取り崩しをしていくリタイア世代まで幅広い人におすすめです。