REITの3つのメリットとは

REITに投資するメリットは、大きく分けて3つある。

1. 分配金を受け取れる
2. 気軽に不動産投資を行える
3. 株式や債券と値動きが異なり、リスクの分散になる

1つ目のメリットは分配金が発生する点だ。

分配金とは、REITの決算が行われる際に支払われるお金で、多くの商品では年に2回決算が行われる。株式における配当金のようなものだが、株式の配当金の場合、企業の所得に対して法人税や内部留保を差し引いたお金を原資とする。業績によっては配当金がもらえないケースもあるだろう。

それに対し、J-REITの場合は配当可能利益の90%超を分配するなど一定の条件を満たせば法人税が免除となる。さらに内部留保が存在しないため、収益がほぼそのまま分配金として配分される。つまり、比較的分配金を受け取りやすいというわけだ。

2つ目のメリットは、通常の不動産投資(実物不動産投資)よりも気軽に不動産投資を行える点。

通常の不動産投資は金融機関から融資を受けて物件や部屋を購入し、賃料収入などによる収益の獲得を目指す。しかし、不動産の内見や融資の審査などに手間がかかる上、見込みよりリターンが低かったとしても、手放すのにまたコストや時間がかかる。

一方、REITであれば、1万円程度から購入でき、市場の取引時間内であればいつでも売却できる。気軽に始められて、流動性が高い点が魅力といえるだろう。

3つ目のメリットは、株式や債券とは異なる値動きをする点だ。

一般的にREITは、景気の回復期には価格が上昇し、後退期には下落する。動き方自体は株式と共通しているが、株式よりも値動きのタイミングが遅れるのが特徴だ。値動きが異なる資産として分散投資を検討している人は、REITへの投資を検討する価値があるだろう。