学資保険はそのまま継続を! さらにつみたてNISAも検討の価値、大あり

ローンの見通しを立てたら、家計の立て直しと教育費の準備です。

現在、3人のお子さん1人につき毎月1万円の学資保険を掛けているとのこと。これはぜひ続けてほしいものです。

さらに教育費の財源としてぜひ活用したいのが、児童手当。第3子からは3歳以降小学校卒業までの手当金が増額されます。受け取った児童手当を生活費などには使わず教育資金の原資にすれば、それだけで中学卒業までに子ども1人あたり約200万円以上の教育費が貯まるのです。

さらにつみたてNISAを活用して、それらの原資を大きく育てるのもおすすめです。一般的に教育費で最もお金のかかるとされる、大学進学までにちょうど20年近くあります。児童手当をつみたてNISA で運用すると学資保険より効率的な資産形成が期待でき、運用益に税金もかかりません。長期の資産形成に適した投資信託を金融庁が厳選しているので、投資経験のない人でも大きな失敗を避けられるでしょう。最初は投資信託の値動きが気になるかもしれませんが、目先の値上がりや値下がりにとらわれないのがポイントです。

また、子どもの手が少し離れたらできる範囲でめぐみさんが就労し、収入を増やすことも検討したい対策です。