“優れた”インデックスファンドの選び方

これまで4回にわたってインデックスファンドの選び方についてお話ししてきました。

第1回は、インデックスファンド投資では、全ての投資判断は投資家が行わなければならないため、インデックスファンド選びはそれほど単純ではないことをご説明し、選定のための3段階プロセスをご提案しました。

第2回では、選定の最初のステップとしてのベンチマーク選びが決定的に重要であることと、迷ったら投資対象を狭めずに分散させることが賢明であることをお話しました。

第3回は、選定の第2段階としての運用実績の評価についてご説明しました。インデックスファンドの運用実績はベンチマークのリターンとの“ズレ”の大きさで測るべきことと、その測定方法につてもお話ししました。

そして今回の第4回では、選定の最終段階としてのインデックスファンドの信頼度の評価を、商品性と運用力の2つの面から考えました。

皆様のこれからのインデックスファンド選定の参考となれば幸いです。

本稿では、これまではアクティブファンドおよびインデックスファンドの選び方についてお話ししてきましたが、次回は選定し投資した後のモニタリングの重要性についてお話しします。