ここに注目:「iFreeレバレッジ NASDAQ100」が6位にランクイン
SBI証券の3月ランキングでは、ブル・ベア型ファンドが3本ランクインしている。6位の「iFreeレバレッジ NASDAQ100」は、日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の動きの概ね2倍程度となることを目指して運用を行うブル型ファンドである。NASDAQ100指数は、米国のナスダック市場に上場している時価総額の大きい100社の株式(金融を除く)で構成される株価指数である。マイクロソフトやアップルなどIT・ハイテク企業の比率が高いことが特徴だ。2022年になって、IT・ハイテク株は上値の重い展開になっている。FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げ観測が高まったことや、ウクライナ情勢の緊迫化によって売りが優勢になったからだ。ただ、3月に入るとリバウンド狙いの買いが入り、同ファンドの3月末の基準価額は34,756円と、2月末に比べて約12%上昇している。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」では5位に入賞していて、個人投資家の関心も高い。4月以降もSBI証券のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■Freeレバレッジ NASDAQ100
基準価額 30,861円
信託報酬 0.99%
純資産残高 1,588億円
<騰落率>
1カ月 -4.6%
3カ月 -26.8%
6カ月 -19.8%
1年 15.8%
※2月末時点