ここに注目:「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」がネット証券のランキング上位に

外国株式ファンドでは、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などのインデックスファンドが人気だ。ただ、アクティブファンドの「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」もネット証券で人気があり、auカブコム証券(4位)とマネックス証券(3位)でランキング5位以内に入っている。同ファンドの2021年12月末時点における純資産残高は1兆7368億円と、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で最大だ。12月末時点における1年間のリターンが42.4%と好調だったことと、予想分配金提示型の毎月分配型ファンドで、毎月200~300円の安定的な分配金が支払われたからだ。しかし、2022年1月はFRB(米連邦準備制度理事会)による利上げ観測によって、米国株式市場は上値の重い展開になった。同ファンドの基準価額も、1月は12.54%下落している。ただ、過去の実績があるので、2月以降もネット証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。