ますます自助努力が求められる世の中に
人口動態統計を読み解くと、少子化の問題が「生まれる赤ちゃんの減少」というだけにとどまらず、自分たちの老後のライフプランにも大きな影響を与えることに気がつきます。
私たちが心がけたいことは、3つあります。
1つ目は、健康をできるだけ維持して、できるだけ長く働ける準備をしておくことです。
2つ目は、医療費や介護費用の自己負担割合が今後増えていくことを想定して、民間の医療保険や介護保険で備えるか、医療・介護用の蓄えを確保しておくことです。
3つ目は、iDeCoやつみたてNISAなどの税制優遇制度を活用した資産運用でしょう。
今後もさまざまな制度改正などがあるかもしれませんが、時間を味方に、今から積立投資をして“自分年金”を作っておくことが自己防衛力につながります。