リスクを取れるのに取らなかった若者の末路
このように、「預貯金にしておけば減ることはないので安心」といった前時代的な考えに固執し、リスクを取って資産形成をしなかった若者は、インフレによる預貯金の実質的価値の減少や年金減額によって、65歳くらいになって「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。しかもシニアになってから取れる対応策は、働く期間を延ばすことぐらいしかありません。お金のためではなく、社会貢献として長く働くのであれば楽しいですが、日々の生活のために高齢になっても好きでもない仕事で働き続けるのはつらいし、誰しも回避したいと思うでしょう。
このような末路をたどらないためには金銭的な自由を確保する必要があり、そのための1つのカギが、若い時から資産形成を実践しているかどうかだと思います。まずは少額からでも始めてみませんか。