株価大反発、3年で2.6倍

中外製薬の株価が高値圏で推移しています。2022年までは下落トレンドで、23年1月には3191円の安値を付けました。薬価改定が実質的に毎年行われるようになり、医薬品株には逆風でした。

しかし、以降は上昇に転じます。25年5月には8655円の高値まで上昇しました。同年8月には5942円まで強く下落したものの、株価は短期で切り返しており、26年2月には9000円を突破しました。直近3年間では株価は2.6倍に値上がりしています(26年2月5日終値)。これは主要な医薬品専業メーカーでは飛び抜けた水準です。

【中外製薬の株価チャート(過去5年間)】
・株価:9125円(26年2月5日終値)

中外製薬の株価の動きをグラフで表した図表(過去5年間)
 
出所:TradingView
 

【主な医薬品専業企業の時価総額と株価3年騰落率】

主な医薬品専業企業の時価総額と株価3年騰落率
 

※時価総額は25年9月末の株式数および26年2月5日終値
※株価3年騰落率は26年2月5日終値

なぜ中外製薬は投資家の支持を集めているのでしょうか。今回は「JPXプライム150指数」に23年の算出当初から選出されている中外製薬に焦点を当ててみましょう。