老後に住宅ローンを残さない方法

近年、晩婚化で家を買うタイミングが遅くなり、2020年ローン完済時の平均年齢が73歳と高くなっています。雇用年齢も引き上がってきてはいますが、しっかりとした返済計画を立てていきたいところです。

長い返済期間、借りっぱなしではなくメンテナンスも必要。借り換えと繰上返済、2つの利息のスリム化に積極的にチャレンジしてみることが大切です。低金利時代ですから、住宅ローン控除を受けているうちは、焦ってする必要はありませんが、頭の片隅に置いておきましょう。

借り換えは浮く利息よりも諸費用が多くかかる場合がありますので、効果がどれくらい得られるのか、シュミレーションが大切です。また借り換えを検討するのなら、現在の金融機関に利息の交渉することもできます。利息交渉は、全然恥ずかしいことではありません。大切なお金だからこそ、しっかり交渉してください。繰上返済は金融機関によっていくら以上からというルールを設けているところがありますし、低い金額から手数料が無料の金融機関もあります。借入にも複利効果が働くので、一気に数百万を返済するよりも、コツコツ返済する方が効果が見込めます。

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冒頭でもお話した通り、余剰金を23万円も毎月出せるのは日頃の管理の賜物です。どうぞ日頃のやりくりには自信を持って、投資信託による積立投資など新しいお金との付き合い方も学んでみてください。応援しています。