なぜ今インドに注目すべきなのか

2025年のインド株式市場が良好なマクロ環境に反して伸び悩んだ背景として、コタリ氏は「企業利益の改善の一服感」「バリュエーション拡大の停止」「海外投資家の売り越し」の3点を挙げた。

一方で先行きの状況は徐々に変わりつつあるという。2025年の利益成長率は9%程度にとどまったものの、「2026年・2027年の予想はそれぞれ15%・16%」へと持ち直すと予想。主要市場と比較してもインドの利益成長は相対的に良好であり、市場は徐々に回復へ向かっているとの見通しを示した。なお、同社が今後注目する投資テーマは、「金融」「ヘルスケア」「AIの恩恵を享受する分野」「プレミアム消費」の4つだ。

コタリ氏は、「海外投資家からの評価はまだ慎重ではあるが、そのためにバリュエーションは相対的に割安となり、利益成長の見通しはより魅力的になってきている」と述べた。同社は今後も長期的な成果に焦点を当てた運用を継続する方針だ。

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足元の不安定さによりインド株ファンドの保有継続に悩んでいる投資家も多いだろう。そんな時こそ、長期視点をもってインドの「本質的な成長可能性」を見つめ直してみるといいかもしれない。