知っておきたい留意点とパフォーマンス
一方で、購入前に知っておきたい留意点は次の通りだ。
・少数の巨大グロース株(いわゆるマグニフィセント・セブンなど)だけが相場を力強くけん引するような極端な相場環境ではインデックス運用に対しリターンの出遅れもある
・割安株が再評価され、成長株として利益をもたらすまでには相応の時間がかかる
・「予想分配金提示型」は分配金が出ない月もある
・信託報酬は年率1.65%(税込み)とインデックスファンドに比べ高コスト
続いて商品のパフォーマンスを紹介する。騰落率は以下の通りだ。

<2026年4月末現在>
ここまでの情報を踏まえ、投資の向き・不向きは以下の要素を参考にすると良いだろう。
<向いている人>
・すでにS&P500や全世界株式に連動するファンドを保有しており、違う値動きをする資産を保有したい人
・「個人投資家ではカバーしきれない広範な企業価値」を資産に取り入れたい人
・中小型株投資に興味のある人
<向いていない人>
・大型株中心に投資をしたい人
・世界株や中小型株のリスクを取りたくない人
・低リスク、低コストにこだわる人
今回は「フィデリティ・世界割安成長株投信」の特徴をひも解いた。投資信託選びに正解はなく、自分のリスク許容度やニーズに合った商品を選ぶことが大切だ。本連載では今後も各商品を深掘りし、個人投資家が自分の大切な資産を託せる“推し”を見つけるヒントをお届けしていく。
執筆/フィナシー投資信託取材チーム
※記事内の数字は特に記載がない場合は2026年6月1日現在(出所:フィデリティ投信公式サイト、騰落率は資産運用業協会データ)
