国民年金保険料は息子に払わせるべき?
そんな長男も昨年末に満20歳になり、国民年金の基礎年金番号通知書と一緒に保険料納付通知書が届きました。保険料は毎月2万円もしませんから、「遊ぶ金があるなら自分で払え」と突き放したところ、「バイト代でぎりぎりやってるんだから、そんなの無理だよ」と音を上げたようです。
長男に泣きつかれた妻は、通知書に資料が同封されていた「学生納付特例制度」を検討することを考えたものの、年金制度に詳しいわけではなく、「どれがあの子のために一番いいのか分からない」と頭を抱えてしまいました。
最初は「そんなのは自分で考えさせろ」と関知しませんでしたが、妻は「申請するなら早くしないといけないから」とせっつきます。その時に思い出したのが、事務所の税務の面倒を見てもらっている税理士の金城さんのことでした。金城さんは税理士と社会保険労務士のダブルライセンスの持ち主なので、年金のことにも詳しいだろうと考えたのです。
「可もなく不可もなく」だった若き税理士の素顔
金城さんに仕事をお願いするようになったのは3年ほど前からです。それまでお願いしていたベテラン税理士が脳梗塞で半身不随となり、引退されたことがきっかけでした。急な話で、その年の確定申告も近づいていたことから、窮余の策で税理士のマッチングサービスを利用しました。そこで紹介されたのが、私の事務所の近くで営業している金城さんだったのです。
30代の金城さんは、学生時代から10年がかりで税理士資格を取得したと聞きました。さらに、取引先で従業員の給料計算などの相談をされるうちにそちらの専門資格も必要だと痛感し、社会保険労務士の試験を受けたそうです。
そういう意味では非常に仕事熱心で、ミスしたりスケジュールに遅れたりしたことは一度もありません。ただ、前任のベテラン税理士は多方面の知識や人脈が豊富で私の不動産投資の指南役にもなってくれていたので、金城さんに対しては「可もなく、不可もなく」という評価でした。
しかし、妻は金城さんに全く違う印象を持ったようです。
