<前編のあらすじ>
岡本洋之は40歳。妻・晴子との間に子供が2人いる。自分自身の収入は世間並みだが、親が資産家なので、資金援助してもらい、東京・渋谷区に一戸建てを建てて住んでいた。
ただ、岡本洋之は最近悩んでいた。隣に住む50代男性の佐藤が、自分の一戸建てで民泊を始めたからだった。
ゴミの片付けが甘かったり、深夜に多くの客が出入りして騒音被害が続いていた。
意を決して洋之が民泊オーナー佐藤に直談判に行ったところ、「好きでやっているんじゃない」と逆ギレされてしまったのだった……。
●前編:【「親の金でのうのうと生きてる奴とは違うんだよ!」50代民泊オーナーが近隣の渋谷区民に投げつけた暴言】
余計にひどくなっていった
民泊オーナー佐藤に逆ギレされたが、とにかく洋之は言うべきことを言った。隣からクレームが入った以上、民泊オーナーの佐藤が何かしら対策を取ってくれてもいいはずだった。
だが、実際に起きたのはその逆で、余計にひどくなっていった。
深夜12時を過ぎてから、スーツケースをゴロゴロ引いて人が出入りする。深夜にパーティーをやっているのか、明け方まで騒いでいることも一度や二度ではなかった。
ルールがわからない観光客の振る舞いは致し方がない面もあるが、本当なら民泊オーナーの佐藤が責任を持って注意すべきだった。なのに、そうしているとは思えないところが、洋之と晴子の岡本夫妻にとっては我慢し難い点だった。
あまつさえ、2人が激怒するようなとんでもない事件も立て続けに起きてしまう。
