ベトナム:「チャイナ・プラスワン」で製造業が急成長

「CAMベトナムファンド」は、成長性の高いベトナム株に投資するファンドです。2026年3月末時点で過去1年のリターンは12.76%、過去5年で46.42%、過去10年では140.10%という高いリターンをあげています。

運用するキャピタル アセットマネジメントは、ベトナムやアセアンに特化した運用商品を提供している日本の独立系運用会社です。ベトナム株式の運用では、ベトナム・ハノイに設立した調査会社との連携によって現地調査・分析を行い、全て自社で判断・実行する「インハウス運用」を貫いているという特徴があります。

ベトナム経済の特徴は、まず、約1億人の人口と平均年齢32歳の若く豊富な労働力です。2020年から2030年にかけて中間層が2倍以上に拡大するという予測もあり、内需が国内経済のけん引役の一つと期待されています。

そして、「チャイナ・プラスワン」(中国に生産拠点を集中させるリスクを避けるため、中国に加えて他の国にも拠点を分散させる経営戦略)の主要受益国として経済構造が農業中心から製造業に急速にシフトし、電子機器、スマートフォン、半導体、自動車部品などのハイテク製品輸出が急拡大しています。

足元、2025年の実質国内総生産(GDP)が前年比8.02%増という高い経済成長を実現し、多数のFTA(CPTPP、EVFTA、RCEPなど)を締結していることで、韓国、日本、台湾、シンガポールなどから多額の直接投資が行われています。

ベトナムは「人口ボーナス期」の終盤にあたります。現在の総人口は1億230万人。平均年齢は32.5歳です。生産年齢人口(15~64歳)は約6900万人で毎年100万人~110万人が新規労働力として労働市場に供給される人口構造になっています。2036年に65歳以上が人口の15%を超えて「人口ボーナス期」が終了する見通しです。人口のピークは2059年で1億1520万人程度と予想されています。

投資対象としては、インドに次ぐ「投資有望国」と評価されています。