<前編のあらすじ>

都内在住の会社員・木下明日香さん(仮名・36歳)は、10年前の結婚式で両親や祖父母からもらった大切な祝い金200万円を個人向け国債に預けていました。その国債が満期を迎えることになり、メガバンクの担当者から預け替え先として勧められたのが円建ての変額個人年金保険でした。

木下さんは自分だけの判断では不安が拭えず、SNSで「保険を売らない中立の保険相談」を掲げるファイナンシャル・プランナー(FP)の片桐さんを探し出し、専門家の門を叩くことを決意します。

●前編【「大切なお金を減らして後悔したくない」結婚祝い200万円を国債に…満期前に決断を迫られた36歳女性の「慎重な一手」】

変額個人年金保険への預け替えは本当に正解?

10年前に両親と祖父母からもらった結婚祝いの200万円は、当時の低金利下でも元本保証の金融商品の中で最も利息の良かった個人向け国債に預けました。その個人向け国債が満期を迎えることになり、メガバンクの担当者から預け替え先に勧められたのが一時払いの円建て変額個人年金保険でした。

「インフレに強い株式による運用」や「いざという時には払い込み保険料以上の死亡保険金」は魅力的でした。しかし、私はそれほど保険に詳しいわけでなく、自分だけの判断で預け替えを決めてしまうのは不安がありました。

そこで「よく検討したい」と資料を持ち帰り、専門家の意見も聞いてみたいとSNSで探し出したのが、「保険を売らない中立の保険相談」を提供しているFPの片桐さんでした。