2月13日の「NISAの日」を記念して企画された「投資信託で長期投資!エッセイ・コンクール」。全国から数多くの力作が寄せられた中から優秀賞に輝いたニックネームあやさんの体験談をお届けする。

佳作:積み立て続ける娘の未来

「趣味は貯金」

子どものころからおこづかい帳をつけるのが好きだった。貯まるのがうれしくて、あんまり無駄遣いもしなかった。小さいころからお金を貯める素質があったなと思う。

お金を使うたびに記録していたのに、毎月なぜかちょっとだけ収支が合わないのはなんでだったんだろう? おこづかい帳“あるある”に共感してくれる人も多いはず。

社会人になってからは、貯める分を除いてから毎月お金を使っていた。貯める用の口座から引き出すことはしないから、貯金額は増えていく一方。

ルールを守るだけでお金は貯まる。社会人になってからは、年100万円ペースで貯金ができていた。

「お金を貯めるのって簡単で飽きてきたな」

そんな時に出会ったのがつみたてNISAだった。なになに? 投資信託を買っておけば貯金よりお金が増えるのか? やってみよう!

とりあえず始めてみようと思って、勉強をスタート。毎年満額、積み立てたおかげで、今もなお私の資産となっている。

積立人生の中で、私にも変化が訪れる。

結婚して娘が産まれた。1人の生活から、2人、3人へ。もう自分だけのお金じゃない。

子どもが産まれてお金を貯める目的が「私のためから娘のため」に変わってきた。

「お金の余裕は心の余裕」

よく言ったもので、私の性格を表すのにぴったりな言葉だと思う。

独身時代から、ある程度お金のゆとりがないと心がすさんでいくタイプだった。子どもが産まれたら、なおさらその気持ちは強くなった。

貯めているお金は、娘の夢応援費用にしたい。やりたいこと、行ってみたいところ、勉強したいこと……。

娘の挑戦をいつでも応援できるようになりたい。経済的な理由で我慢させることはしたくない。

お金があったら選択肢はぐっと広がる。だから今日も私は投資信託を続ける。

続けるのって簡単。年始に、毎年の購入額を口座に移しておくだけ。あとはNISAが勝手に増やしてくれる。ありがとう。

投資信託を過信するつもりはないけど、一喜一憂もしない。基本的に増えていくと信じて、ただコツコツと続けるだけ。

娘からありがとうなんて言われなくていい。何年後かの私がありがとうって、きっと思うから。

心置きなく挑戦したり、人生を楽しんだりするために、お金はあるに越したことはない。お金は心の平穏を保ってくれる、家族の心強いパートナーだ。