◆パフォーマンスは引き続き「半導体」「暗号資産」
個別ファンドの月間騰落率(ブル・ベア型、通貨選択型を除く)では、「国内株式型」の「ニッセイ・S日本半導体株式インデックスF<購入・換金手数料なし>」が18.93%でトップ。次いで、「外国株式型」の「インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド」の18.50%、「同(予想分配金提示型)」18.36%、そして、「国内株式型」の「野村インデックスファンド・日経半導体株」(17.50%)、「eMAXIS 日経半導体株インデックス」(17.49%)が続いた。半導体関連や暗号資産関連のファンドが大きく上昇したのは前月同様だが、今月は国内半導体株の上昇が目立った。
◆分配金利回りトップは「WCM 世界成長株厳選ファンド」
分配金利回りのトップは前月第2位の「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」が26.53%で上がった。前月トップだった「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドD」は24.27%で第2位に後退した。第3位、第4位には前月に続いて「グローバル・ロボティクス株式ファンド(予想分配金提示型)」と「グローバル・ロボティクス株式ファンド(為替ヘッジあり、予想分配金提示型)」が24.00%で入った。第5位はオプション取引で「ブラジル株式カバードコール戦略」と「米ドル(対円)の通貨カバードコール戦略」を組み合わせた「ブラジル株式ツインαファンド(毎月分配型)(ツインα)」の21.90%、第6位は「フィデリティ・米国株式ファンド」の21.11%だった。第7位の「ブラジル株式ツインαファンド(毎月分配型)(シングルα・米ドル)」の20.62%までが分配金利回り20%を超えている。
執筆/ライター・記者 徳永 浩