ウォッチャーの判断は「やや悪化」と「不変」が拮抗
続いて四国の景気ウォッチャーたちによる現状判断の理由のコメントを深掘りしていく。まずは家計動向関連で現状判断コメントが多かった順(▲やや悪、□不変、○やや良い、以下略)に見ていこう。
商店街代表者「物価高騰に加え、燃料価格の高騰が続いており、お客の購買意欲が下降している。家計のなかに占める予備費等の割合が低下しており、以前よりもお客は節約傾向になっている」(▲やや悪)
その他専門店[酒]経営者「酒類は4月1日より値上げがあったことから、現在は値上げに伴い売行きが悪い」(▲やや悪)
ショッピングセンター館長「来館者、来客数ともに3カ月前と同様、前年に対し5%以上の増加で推移している」(□不変)
競艇場マネージャー「来店客に大きな変動はなく、物価の上昇の影響はなくなった」(□不変)
一般レストラン経営者「季節要因もあり、来客数はやや増加している。しかし、1つのテーブル当たりの来客数は少ない傾向は変わらない」(○やや良)