副業・兼業時間は20時間以下が6割、時間のやりくりは?
また、副業・兼業に従事している時間は、月20時間以下が59.8%と過半数を占め、20時間超45時間以下が21.8%となっている。
なお、副業や兼業を行うには時間の余裕が必要だろう。本業の労働時間との関係を見ると、
副業・兼業を行っている人では、本業の所定労働時間が「30時間以下」が32.1%、「35時間超40時間以下」が34.7%と比較的、短い傾向にあった※。
※本業の関連会社で副業・兼業を行っている人の場合
また、本業での月平均残業時間との関係を見ると、「45時間以下」という人が94.4%を占めており、本業の負担が比較的軽い人が副業・兼業を行う傾向が見て取れた※。
※本業の関連会社以外で副業・兼業を行っている人の場合
また調査では、本業の関連会社で副業・兼業を行っている人にその理由を聞いている。結果は、「本業先から紹介・推薦されたから」(35.8%)、「本業の仕事に関係し、成長につながると思ったから」(31.4%)が主な理由となった。「関連会社以外での副業・兼業が禁止されているから」という理由もあり、副業・兼業の選択肢が限られている実態も見える。