ランキング5位と6位には京都の駅が登場

値上がり率5位は京都市東山区にある「東山駅」だ。京都市営地下鉄の駅で、近くには平安神宮も。平均値上がり率は115.9%(新築時価格の2.16倍)だった。

6位は京都市中京区にある「京都市役所前駅」と京都府の駅が続く。こちらも京都市営地下鉄の駅で、値上がり率は平均で110.6%(新築時価格の2.11倍)に達した。続く、能登川駅(滋賀県:2.08倍)、難波駅(大阪府:2.07倍)、JR難波駅(大阪府:2.04倍)、新福島駅(大阪府:2.03倍)とランキング10位までの駅はいずれも新築時価格の2倍を超える結果となった。10位までの内訳を振り返ると大阪府が7駅、京都府が2駅、滋賀県が1駅だった。

●なぜ大阪を中心に関西圏の中古マンションがこれほど値上がりしているのか。後編「関西圏でも中古マンション相場上昇の理由は? カギを握るのは梅田の超高級タワマンか」で真相に迫る。

調査概要 調査名:関西圏駅別中古マンション値上がり率ランキング 調査主体:株式会社マーキュリー 調査対象:関西で2024年に流通した、流通時点における築年数が20年以内の中古マンション 調査公表日:2025年5月19日