大阪強し ランキング1位~4位まで独占

今回参考にするのは不動産関連サービスを手掛ける株式会社マーキュリーが関西で2024年に中古流通した築20年以内のマンションを対象に実施した調査だ。同調査では駅別に平均値上がり率を算出し、ランキング化もしている。

値上がり率1位に輝いたのは大阪市北区にある「中之島駅」。京阪線の駅で、堂島川と土佐堀川に囲まれた中州(中之島)にある。歩いてすぐの場所には大阪府立国際会議場などの施設も。平均値上がり率は135.6%と、新築時価格の2.36倍に達した。

2位は大阪市西区にある「四ツ橋駅」で平均値上がり率は127.9%(新築時価格の2.28倍)。だった。大阪メトロの駅で、大阪有数の繁華街である心斎橋にも近い。 

続いて3位は大阪市北区にある「西梅田駅」。平均値上がり率は125.6%で新築時価格の2倍以上値上がりしていた(2.26倍)。こちらも大阪メトロの駅で、大繁華街である梅田の隣に位置している。また4位の「大阪駅」(平均値上がり率120.2%)も大阪市北区にあり、値上がり率の4強すべてが大阪、そのうち3駅が梅田周辺という結果だった。

出所:マーキュリー 「関西圏駅別中古マンション値上がり率ランキング」